北海道の鈴木直道知事は24日までに共同通信のインタビューに応じ、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の規制強化前から実効性ある対策を講じるべきだとの認識を示した。政府が2027年度以降、太陽光パネルを設置する新規事業への補助をやめる方向で調整していることを踏まえ「駆け込みで参入しようとする事業者が出る可能性がある」として、国のガイドラインの見直しなどが必要だと強調した。
釧路湿原国立公園周辺のメガソーラー建設事業では、森林法など複数の法令違反が確認された。スノーリゾート地のニセコエリアでも違法な森林伐採があったことを受け「開発は地域との共生が大前提だ」と指摘した。