23日午前8時15分ごろ、水戸市大工町3丁目の国道50号の交差点で、乗用車や軽乗用車計8台が絡む事故があった。水戸署や地元消防によると、車を運転していた10~60代の男女5人が搬送されたが、いずれも命に別条はない。署は同日、道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで、同市の日雇い作業員刈屋洸樹容疑者(20)を逮捕した。
逮捕容疑は、車を運転し、前方を走行中の車に衝突後、別の車にぶつかり、ほか5台を巻き込み、女性会社員に骨折などのけがをさせたのに、救護せずに逃走した疑い。署によると、車は他人名義で「よく覚えてない」と供述している。
容疑者は事故後、車を放置して逃げ、署員が市内の病院で発見した。