パラ選手と接触疑いで家裁送致

 岡山地検は23日までに、岡山市内で練習していたパリ・パラリンピックの車いす陸上メダリスト佐藤友祈選手(36)と接触してけがを負わせたとして、業務上過失傷害の疑いで岡山商科大付属高の陸上競技部員5人を岡山家裁に送致した。同じ容疑で書類送検された顧問6人は嫌疑不十分で不起訴処分とした。いずれも22日付。

 佐藤選手は、パラリンピック出場前の昨年7月、岡山市内の陸上競技場で練習中に陸上部員が押した棒高跳び用マットを載せた台車と衝突し転倒。頭と左肩を打撲するけがをしたとして部員と顧問を岡山西署に刑事告訴し、署が今年7月に書類送検した。

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