茂木敏充外相は23日の記者会見で、2026年度の外務省予算案に関し、同志国軍に防衛装備品や機材を供与する「政府安全保障能力強化支援(OSA)」に過去最大となる181億円を計上する見通しになったと発表した。25年度比で100億円増となる。
OSAは、国家安全保障戦略に基づき23年4月に創設された。中国の海洋進出を踏まえて対象国の軍事力を向上し、日本にとって重要なシーレーン(海上交通路)の安定を図る狙いがある。