消費者庁は23日、有料ファンクラブに入会すれば、選手の直筆サイン入りボールが必ず提供されるかのような宣伝をしていたのは景品表示法違反(有利誤認表示)の疑いがあるとして、プロ野球千葉ロッテの運営会社に、自主的改善の代わりに措置命令などを免除する「確約手続き制度」を適用したと発表した。提出された改善計画を同日認定した。
消費者庁によると、2025年度のファンクラブ会員勧誘のため今年1月に郵送したダイレクトメールを提示すれば、選手のサインボールを必ず渡すかのように表示していたが、実際は一部の入会者だけしかもらえなかった。