23日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んでもみ合う展開となった。朝方は前日に米国の主要株価指数が上昇した流れが波及し、買い注文が先行したものの、平均株価が前日まで2営業日連続で上昇した反動で、利益確定の売りも出た。
午前終値は前日終値比39円73銭高の5万0442円12銭。東証株価指数(TOPIX)は19・10ポイント高の3424・27。
前日までの平均株価の上昇をけん引してきた半導体関連銘柄の一角が売られ、相場を押し下げた。日銀の利上げを受け、銀行株は値を上げた。