【香港共同】香港警察は22日記者会見し、香港島・上環で日本円の現金約10億円が強奪された事件で、強盗を共謀した疑いで香港人の男女15人を逮捕したと発表した。主犯格も含むとの見方を示した。10億円の行方については明らかにしなかった。計画的犯行だったとみて調べを進める。
警察によると、事件は18日午前9時(日本時間同10時)ごろ発生。仮想通貨や高級品を扱う日本企業の中国人従業員2人が両替に向かう途中で、強盗の被害に遭ったという。香港メディアは外貨両替店の店員らが襲われたと報じていた。
警察はこれまでに中国人の男を逮捕したが、事件との関連は低いと説明した。