【台北共同】台北市中心部で男が買い物客らを襲撃し3人が死亡した事件で、地元警察は21日、死亡した容疑者の男(27)が昨年4月から犯行を「周到に計画していた」と発表した。現場で使った発煙弾は24個に上るという。
警察によると、容疑者は昨年4月から手袋や防毒マスク、工業用アルコールなどを購入し始めた。今年1月にはサバイバルゲームで使用すると偽り、インターネット通販で1個2千台湾元(約1万円)の発煙弾を24個購入した。
事件は12月19日午後に発生。容疑者は台北駅と繁華街・中山で次々に買い物客や通行人らを襲った。