八戸港復旧へ検討会設立

八戸港を視察し、路面のひび割れなどを確認する金子国交相(左端)=20日午後、青森県八戸市

 金子恭之国土交通相は20日、青森県八戸市で震度6強を観測した地震によって損傷した八戸港の復旧に向け、県との共催で検討会を設立する方針を表明した。24日に八戸市で初会合を開く。復旧方法などを議論し、来年3月までに方向性をまとめる見通しだ。視察に訪れた八戸市で報道各社に「大きな物流の拠点で、復旧を技術的に支援していく」と述べた。

 県によると、八戸港は路面のひび割れなどで一部のエリアに重機が入れず、約420のコンテナを搬出できない状況という。応急復旧は検討会の議論を待たずに進め、22日から大型クレーンで搬出する予定。

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