横浜の貯油タンク転落、書類送検

神奈川県警本部

 横浜市金沢区の公園造成現場で2020年8月、男性作業員=当時(62)=が重機ごと深さ約30メートルの貯油タンクに転落、死亡した事故で、神奈川県警は17日、業務上過失致死容疑で、土地を管理していた市の当時の課長と職員の男性2人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 事故は20年8月25日に発生。男性作業員が重機を使って下水道工事の残土を仮置きする作業をしていた。タンクはふたがされていたが、草で覆われていたため見えづらく、重機などの重みで崩落したとみられる。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は、男性作業員ら工事関係者にタンクの存在を知らせず、事故を発生させて死亡させた疑い。

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