米国、EUのIT規制を批判

メタ(手前)とグーグルのロゴ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)は16日、X(旧ツイッター)で、欧州連合(EU)が米IT企業に課税や罰金などの差別的な措置を講じていると批判した。EUや加盟国が米企業の競争力を阻害し続けるのであれば「不当な措置に対抗するため、あらゆる手段を講じる」と警告した。

 EU欧州委員会は5日、Xが巨大IT規制「デジタルサービス法(DSA)」に違反したとして、1億2千万ユーロ(約220億円)の制裁金を科したと発表。著名人らのアカウントが本物であることを示す青色の認証マークについて、誰でも有料で取得できる制度に変えたことで利用者を欺いていると指摘していた。

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