【シドニー、マニラ共同】オーストラリア連邦警察のバレット長官は16日、記者会見を開き、シドニーのボンダイビーチで起きた銃乱射事件の容疑者2人が過激派組織「イスラム国」(IS)に感化されて事件に臨んだとの見方を示した。
当局によると、2人は事件直前にフィリピンを訪問。公共放送ABCは治安筋の話として、2人がフィリピン滞在中に「軍隊式の訓練」を受けたと報じた。
容疑者2人は父親と息子。報道によると、父親のサジド・アクラム容疑者(50)は現場で警察に射殺され、オーストラリア生まれの息子ナビード容疑者(24)は重傷で入院中。