ロブ・ライナー監督の次男逮捕

米ニューヨーク映画祭に参加したロブ・ライナーさん=2012年10月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】映画「スタンド・バイ・ミー」などで知られる米映画監督ロブ・ライナーさん(78)と妻が自宅で死亡しているのが見つかった事件で、ロサンゼルス警察は15日、殺人容疑で次男ニック・ライナー容疑者(32)を14日に逮捕したと発表した。

 米メディアによると、ライナーさんは13日夜、知人宅でのクリスマスパーティーでニック容疑者と口論になった。容疑者は10代から薬物乱用に苦しみ、ホームレス生活も繰り返した。自身の少年時代に着想を得た映画を父親と共に製作したこともある。

 ライナーさんと妻のミシェルさん(70)の遺体は14日午後、ロサンゼルスの自宅で見つかった。刺殺されたとみられている。

 民主党支持者としても知られたライナーさんは「恋人たちの予感」「最高の人生の見つけ方」などの作品を手がけた。ミシェルさんは写真家やプロデューサーとして活躍した。

 トランプ大統領はライナーさんについて「トランプ錯乱症候群」を患っていたと言われるとSNSで主張した。トランプ氏を嫌悪する人々をやゆして使う表現。

最新記事
小5男児はねられ死亡
ホンダ、部品メーカーのアステモ子会社化
ロシア侵攻賠償で国際委創設へ
為替相場 16日(日本時間22時)
習近平氏、香港トップねぎらい