北海道から北陸、大荒れの見通し

気象庁=東京都港区

 急速に発達する低気圧の影響で、北海道、東北、北陸では、15日も天気が大荒れとなる見通しだ。気象庁は暴風や暴風雪、高波に警戒するよう呼びかけている。北海道は大雪による交通障害の恐れがあり、高潮への厳重な警戒も必要となる。

 気象庁によると、三陸沖にある前線を伴った低気圧が、急速に発達しながら北海道付近を通り、千島列島近海に進む。秋田沖の別の低気圧も、急速に発達しながら東北に進むとみられる。二つの低気圧の影響で、風や雪が強まり猛吹雪となる恐れがある。北海道では警報級の大雪にも警戒が必要だ。

 15日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道28m(40m)、東北、北陸25m(35m)。

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