【ワシントン共同】トランプ米大統領は、衝突が再燃したタイとカンボジアの両首脳と実施した12日の電話会談で「戦争をするなら貿易合意を破棄するだけでなく、関税も課すと告げた」と明らかにした。米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版が13日に報じたインタビューで語った。
トランプ氏は7月にも高関税措置をちらつかせて圧力をかけた。インタビューで、関税をてこに停戦を迫る手法について「私にしかできない」と誇示した。
ロイター通信によると、ホワイトハウスは13日の声明でトランプ氏が「全ての当事者が合意を守ると期待している」と指摘。「殺りくを止めて永続的な平和を確実にするため、責任を追及する」と警告した。