【バンコク、プノンペン共同】カンボジア国防省は10日、タイと国境を接する北西部バンテアイミアンチェイ州でタイ軍の空爆を受けたと発表した。空爆は3日連続。一方のタイ軍は7日以降に約5千発のロケット砲で攻撃されたと発表した。衝突が激化する中、トランプ米大統領は9日、両国の首脳らと近く電話会談する意向を示した。
7月の軍事衝突では、トランプ氏が仲介して10月に両国が和平合意に調印。11月に短時間の衝突が再発した際もトランプ氏は両国首脳に電話して自制を求めた。