サンリオがリゾート構想

基本構想の説明のため、大分県庁を訪れたサンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長(左から2人目)ら=8日((C) 2025 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作株式会社サンリオ)

 サンリオエンターテイメント(東京)は8日、大分県日出町の屋外テーマパーク「ハーモニーランド」のリゾート化に向けた基本構想を発表した。アトラクションのリニューアルに加え、長期滞在が可能となるよう、周辺エリアにホテル建設も検討。初期投資は100億円で、施設の整備完了まで10年程度を見込む。

 基本構想では、雨や暑さ対策でランドの中心部分に「大屋根」を設置。高低差のある敷地を移動しやすくするため、ロープウエーや電動モビリティーを導入する。ホテルからは別府湾が一望できるという。構想の具体化に向け、半年後をめどに基本計画を策定する。

 ハーモニーランドは1991年に開園。年間で約50万人が訪れる。

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