入所者傷害致死の罪認める、佐賀

 佐賀市の老人ホームで5月、入所者の男性(87)を踏み付ける暴行を加え死亡させたとして、傷害致死罪に問われた元職員下津浦弘平被告(36)は8日、佐賀地裁(山田直之裁判長)の裁判員裁判初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。判決は17日。

 起訴状によると、5月2日午前4時~6時半ごろ、ベッド上でうつぶせの柳瀬忠雄さんの腰を足で踏み付けた上、あおむけにさせて胸も踏み付けて腎臓破裂や肋骨骨折を負わせ、外傷性ショックで死亡させたとしている。

 佐賀県警によると、被告は介護士としてホームで働いていた。

最新記事
為替相場 11日(日本時間8時)
NY円、156円近辺
秋田県竜巻注意情報 第2号=気象庁発表
NY円、155円97銭~156円07銭
米禁輸の先端半導体使用か