【ニューヨーク共同】米連邦地裁は5日、米IT大手グーグルが反トラスト法(独禁法)違反に問われた裁判に絡み、検索エンジンや人工知能(AI)アプリをスマートフォンなどに標準搭載する契約は、1年ごとに更改しなければならないとの判断を下した。米メディアが伝えた。競合の参入を促す狙い。
地裁は9月、米アップルに対価を支払ってグーグルの検索をiPhone(アイフォーン)に標準搭載させる契約が競争を阻害したと問題視し、独占契約の禁止を義務付けていた。