虚偽説明疑い書類送検

 鰍沢労働基準監督署は5日、山梨県富士川町のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で起きた転落事故の原因について虚偽の説明をしたとして、工事を請け負っていたゼネコン大手の大林組など2社と共同企業体(JV)の所長ら4人を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検した。

 労基署によると、所長らは昨年12月、2カ月前に作業員が転落した事故の原因がフォークリフトの用途外使用だったのに、労働基準監督官に対し、作業員が身を乗り出した際にバランスを崩したと虚偽の説明をした疑いがある。

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