台湾で盗撮の岩手県職員懲戒免職

 岩手県は4日、台湾で女性のスカート内を複数回盗撮したとして、県久慈農業改良普及センター職員の佐々木貴法農業普及員(33)を懲戒免職処分とした。現地警察に2回逮捕されており、県の聞き取りに「衝動を抑えきれなかった」と話しているという。

 県によると、普及員は6月に私用で台湾へ渡航。台北市内のエスカレーターで女性のスカートの中を盗撮した疑いで逮捕され、有罪判決を受けた。裁判所に出境禁止命令を出され、台湾に滞在中の11月、同様の容疑で再び逮捕されていた。

 県によると、普及員のスマートフォンからは台湾での盗撮画像が他にも複数見つかっており、現地で盗撮を繰り返していたとみている。

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