茂木敏充外相が2024年の衆院選に関し、三つの政治団体から「陣中見舞い」として受け取った寄付計160万円を選挙運動費用収支報告書に記載していなかったことが4日、分かった。茂木氏の事務所は不記載の指摘に対し「確認したところ、誤りがあったため修正を行う」と書面で回答した。栃木県選挙管理委員会によると、同日付で訂正を受理した。
政治資金収支報告書や選挙運動費用収支報告書によると、茂木氏の選挙事務所は24年10月11日に全国商工政治連盟から100万円、同16日に栃木県石油政治連盟から10万円、同22日に栃木県医師連盟から50万円をそれぞれ受領したが、収入として記載していなかった。