AI使い不正アクセス疑い

警視庁

 インターネットカフェ「快活CLUB」などの運営会社のサーバーが不正アクセスを受け、会員情報約729万件が漏えいした恐れがある問題で、警視庁は不正アクセス禁止法違反と業務妨害容疑で高校2年の男子生徒(17)=大阪市平野区、窃盗容疑で逮捕=を4日にも再逮捕する方針を固めた。対話型生成人工知能(AI)で作成したプログラムを使ったとみて調べる。捜査関係者への取材で3日、分かった。

 捜査関係者によると、男子生徒は1月、快活CLUBやフィットネスジム「FiT24」を運営する「快活フロンティア」のサーバーに会員情報を外部送信させる不正な指令を約724万回にわたって送り、同社に対応を余儀なくさせて業務を妨害するなどした疑いが持たれている。

 不正指令のプログラムはAIを使うなどして作成したとみられる。一般的には犯罪に悪用されかねない質問への対策が施されているが、男子生徒は目的を伏せるなどして指示していたという。

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