【シドニー共同】オーストラリアの公共放送ABCは3日までに、16歳未満の交流サイト(SNS)利用禁止に関する世論調査結果を公表した。16歳未満の利用者の約75%が、10日の禁止法施行後もSNSを「やめるつもりはない」と回答。約1週間後に迫る新法の実効性に改めて疑問を呈する内容となった。
禁止となるのはユーチューブやTikTok(ティックトック)など。報道によると、アプリストアでは政府が禁止対象に指定していないSNSのダウンロードが急増。ウェルズ通信相は3日、キャンベラでの講演で「仮にリンクトインが若者の秘密集会場となれば私はためらわない」と語り、禁止対象の拡大に含みを持たせた。