JR北海道は27日、カスタマーハラスメント(カスハラ)や個人情報の拡散による被害防止の対策として、札幌市の札幌駅に勤務する駅員ら約180人を対象に、12月1日から名札の非着用を試行すると発表した。
JR北海道によると、試行期間は数カ月の予定。有効性や業務上の課題を検証した上で、他の駅で実施するかどうかを判断する方針だ。
従来は、左胸付近に所属と名字が記載された名札を付けて業務していた。試行期間中は、接客の有無に関係なく、常に名札は着用しないこととする。