衆院予算委員会の枝野幸男委員長は27日、与党の斎藤健(自民党)、野党の奥野総一郎(立憲民主党)両筆頭理事と国会内で会談し、質問通告と答弁準備の時間を確保するため、委員会の日程や時間配分を可能な限り早期に決めるよう求めた。両理事は持ち帰った。
今国会では、高市早苗首相が初の予算委論戦に準備するため、7日未明に公邸入りし論議を呼んだ。枝野氏は「予算委は注目も大きい。通告の在り方に問題はなかったが、早く決めれば早くから準備し、通告もできる」と記者団に語った。
会談で枝野氏は、7日の予算委で導入した10分間の休憩を慣例にしたい考えも伝えた。