献金規制を軽視と首相を批判

公明党の会合であいさつする斉藤代表(奥中央)=27日午前、東京都新宿区の党本部

 公明党の斉藤鉄夫代表は27日の党会合で、高市早苗首相が26日の党首討論の際に企業・団体献金の規制強化を軽視したと批判した。「政治改革への取り組みの姿勢に、疑問を感じざるを得なかった」と指摘した。

 首相は党首討論で立憲民主党の野田佳彦代表から企業・団体献金の規制強化を求められたのに対し「そんなことよりも、ぜひ定数削減をやろう。賛成してほしい」とかわした。斉藤氏は会合で「献金規制は『そんなこと』なのか」と述べた。

 公明は19日、献金の受け手を政党本部と都道府県単位の組織に限定する政治資金規正法改正案を、国民民主党と共同で衆院に提出した。

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