得票同数再点検も結果変わらず

 候補者の得票が同数となり、くじ引きで新人が初当選した茨城県神栖市長選を巡り、落選した現職石田進氏の陣営の異議申し立てを受け、市選挙管理委員会は26日、全ての票を再点検した。石田氏と新人の元市議会議長木内敏之氏の得票数は、いずれも1万6724票と確認し、結果は変わらなかった。

 両陣営の関係者や一般市民ら約300人が見守る中、市職員23人が全票を調べ直した。無効票は219票だった。

 石田氏の陣営側が、開票作業で有効票と思われる票が無効票として扱われるのを立会人が確認したとして、10日に異議を申し立てていた。

 市長選は9日投開票。くじ引きにより木内氏の初当選が決まった。

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