気象庁は26日、西日本の広い範囲で27日から28日にかけて黄砂が予想されるとして、注意を呼びかけた。水平方向で見通しが利く「視程」が10キロ未満となる恐れがある。
気象庁によると、地域によっては、屋外で黄砂が付着するなどの影響が予想される。視程が5キロ未満になった場合、交通に影響が出る可能性がある。
黄砂は、東アジアの砂漠などで吹き上げられた多量の砂煙が、風で運ばれてくる現象。日本では春に観測されることが多いが、秋に飛来することもある。