「世紀のバレリーナ」散骨

モスクワで式典に参加したマイヤ・プリセツカヤさん(左)と夫のロディオン・シチェドリンさん=2006年11月(タス=共同)

 【モスクワ共同】タス通信は25日、「20世紀最高のバレリーナ」と称され2015年に89歳で死去したマイヤ・プリセツカヤさんと、夫で今年8月に92歳で死去した作曲家ロディオン・シチェドリンさんの遺灰がロシア西部のオカ川上空で散骨されたと報じた。

 オカ川はロシアの「母なる川」と称されるボルガ川の支流。「夫の死後、夫妻一緒に祖国ロシアの空から散骨してほしい」というのがプリセツカヤさんの遺言だった。散骨された日は不明。プリセツカヤさんは今月20日が生誕100年だった。

 プリセツカヤさんはモスクワのボリショイ劇場で長年プリマを務め、「眠れる森の美女」や「瀕死の白鳥」などで不動の名声を築いた。

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