東京円、156円台後半

 連休明け25日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比07銭円高ドル安の1ドル=156円66~68銭。ユーロは37銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円50~57銭。

 高市政権が掲げる積極財政を背景にした財政悪化への懸念が根強く、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを決めるとの観測から、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りの動きもあった。

 市場では「連休明けで目立った取引材料に乏しく、方向感は限られている」(外為ブローカー)との声があった。

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