【ワシントン共同】米国第一主義運動「MAGA」派の代表格として知られる共和党のマージョリー・グリーン下院議員は21日の声明で、来年1月に議員辞職すると明らかにした。トランプ大統領を公然と非難し、対立を深めていた。
トランプ氏はグリーン氏を「裏切り者」と批判し、来年11月の中間選挙での推薦を取り消すと表明、党内予備選で対立候補の出馬を促していた。グリーン氏は声明で「私の選挙区が憎悪に満ちた予備選を強いられることは望まない」と言及した。
グリーン氏は南部ジョージア州選出。最近、トランプ氏に対し、自殺した富豪エプスタイン氏を巡る疑惑の対応について公然と異論を唱えた。