和平案、米共和党から苦言

 【ワシントン共同】米国のウィッカー上院軍事委員長(共和党)は21日の声明で、トランプ政権がウクライナに示した和平案に関し「深刻な問題があり、平和を実現できるかどうかは極めて疑わしい」と苦言を呈した。共和党重鎮のマコネル上院議員もX(旧ツイッター)で「ロシアの残虐行為に報いる行いは、米国の利益にとって破滅的だ」と批判した。

 トランプ大統領がロシア寄りの姿勢を強めていることに身内の与党からも異論が出た形だ。

 マコネル氏は「米政府当局者が真の平和の確保より、プーチン大統領の機嫌取りに関心を向けているなら、トランプ氏は新たな助言者を見つけるべきだ」とも指摘した。

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