スラムダンク聖地で白タク疑い

赤色灯

 神奈川県警は18日、中国人観光客をワゴン車に乗せ、許可を得ずにタクシー営業(白タク行為)をしたとして、道路運送法違反の疑いで中国籍の自称会社員、姜泓宇容疑者(28)=東京都板橋区=を現行犯逮捕した。現場は同県鎌倉市で人気漫画「スラムダンク」の聖地として知られる江ノ島電鉄の踏切から東約800メートル。

 県警によると「友達の友達を搬送しただけで、金はもらっていない」と容疑を否認している。一方、観光客はアプリを通じ約1万6千円を支払ったと話しているという。

 逮捕容疑は18日午後3時20分ごろ、鎌倉市七里ガ浜東2丁目付近の路上で客の40代女性2人を乗せ、有償で運送した疑い。東京都内のホテルから同市を含む県内を回って都内へ戻る契約だったとしている。

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