【ニューヨーク共同】トヨタ自動車は18日、ハイブリッド車(HV)の需要拡大に対応するため、米国の5工場に総額9億1200万ドル(約1400億円)を投じる方針を明らかにした。今後5年間で最大100億ドルを米国に追加投資する計画の一環で、米南部ミシシッピ州の工場では初めてHV仕様の主力車種「カローラ」を生産する。
投資対象はミシシッピのほか、南部のウェストバージニア、ケンタッキー、テネシーの各州と中西部ミズーリ州の工場。HV向けのエンジンやHV用部品の生産能力を強化する。新ラインは2027年以降に順次稼働する見通し。今回の投資で計252人を新規雇用するという。