広島県の湯崎英彦知事は18日の定例記者会見で、高市早苗首相が非核三原則の見直しを検討していることについて「人類史上初の被爆の惨禍を経験した場所として、三原則は当然絶対に守るべきものだ」と述べた。見直しに向けた議論が表面化した場合、政府に堅持を求める考えも示した。
「核兵器に依存する安全保障は危うい」と指摘し「政府には核抑止から脱却するという方策に全力を注いでほしい」と要望した。
中国の駐大阪総領事館が21日に広島市で開催予定だった日中友好行事が中止になったことに関しては「非常に残念だが、現地がガタガタしている状況なのでやむを得ない」と語った。