AI信頼性評価へ基盤開発

林芳正総務相

 林芳正総務相は18日の閣議後記者会見で、総務省が生成人工知能(AI)の信頼性を評価する基盤の開発に着手すると明らかにした。AIは差別や偏見を助長する回答をすることもあり「来年度中に企業が試行的に利用できるよう環境整備に努める」と語った。

 評価基盤には、情報通信研究機構(NICT)が収集する大量の日本語データや公文書などを活用する構想だ。林氏は「外国製AIへの過度な依存を避けるためにも、日本の文化や歴史などの正しい理解を備えたAIの開発力の強化が必要だ」と述べた。

最新記事
元首相銃撃事件の被告母親「私が加害者」
スパイ有罪は「政治的」と批判
日生子会社で出向者の情報持ち出し943件
為替相場 18日(日本時間14時)
東京株式 18日14時