【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、10月に行われた米韓首脳会談の成果文書を批判する論評を配信した。韓国の国防費を国内総生産(GDP)比で3・5%に引き上げる計画や、米国による韓国の原子力潜水艦建造の承認、北朝鮮の完全な非核化を図る姿勢を確認した点を列挙し、北朝鮮への敵対姿勢を強めていると主張した。
原潜建造については、韓国の核武装に向けた「布石だ」とし、核兵器の保有国が北東アジア地域に広がる「核ドミノ現象を招く」と指摘した。日米韓の連携強化にも警戒心を示した。