東京都港区赤坂3丁目のビルで40代女性が刺された事件で、容疑者とみられる男が犯行前、現場ビルに張られた女性が出演予定の音楽ライブのポスターにスプレーのようなものをかける姿が防犯カメラに写っていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。バツ印が付けられており、警視庁は経緯を調べる。
捜査関係者によると、刺し傷が内臓に達していたことも判明。男が事件の約2時間半前から現場周辺を自転車で移動し、女性の後を追うようにビルに入る様子も写っていた。警視庁は強い殺意や計画性があったとみて、殺人未遂容疑で逃走した男の行方を追っている。
カメラ映像では、男は逃走中に着替えた可能性がある。