東・南シナ海で国際法順守

日インドネシア外務・防衛閣僚会合(2プラス2)=17日午後、東京都港区の飯倉公館(代表撮影)

 日本、インドネシア両政府は17日、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を東京都内で開いた。東・南シナ海で威圧的な行動を続ける中国を念頭に国際法順守の重要性と、海洋安全保障分野で協力を拡大する方針で一致した。高市政権が外交の柱とする「自由で開かれたインド太平洋」の推進に向けた連携も申し合わせた。

 両国の2プラス2は2021年3月以来で3回目。茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相、インドネシアのスギオノ外相、シャフリィ国防相が出席した。

 会合では、日本が同志国軍に防衛装備品や機材を供与する「政府安全保障能力強化支援(OSA)」を通じた協力を確認。防衛当局間の交流推進に合意した。

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