国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士油井亀美也さん(55)と、長野県川上村の村民らが交信するイベントが17日、母校の村立川上中で開かれた。油井さんは「川上村は星がきれいに見え、将来宇宙飛行士か天文学者になりたかった。周りはなれると思っていなかっただろうが、自分は頑張った」と、夢を追い続ける大切さを語った。
小中学生ら約700人が参加。ISSの寝袋の寝心地を聞かれ「最高のマットレスで寝ている感覚。地上よりも熟睡できている」と回答。無重力の感覚は「快適です。運動神経は悪いけど、スポーツマンみたいなこともできる」と、空中で1回転して見せ、会場がどよめいた。
油井さんは川上村出身。