日本臓器移植ネットワークは15日、岐阜大病院に脳血管障害のため入院していた6歳未満の男児が11日午後3時14分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。
心臓は国立成育医療研究センターで10歳未満の男児に、肝臓は京都大病院で10歳未満の女児に、腎臓は日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院で50代女性に移植。肺は適合者がなく、膵臓と小腸は医学的理由で断念した。