落差97m、映える華厳の滝

ライトアップが始まった栃木県日光市の「華厳の滝」=15日夕

 日本三名瀑の一つ、栃木県日光市の「華厳の滝」で、毎年恒例のライトアップが15日始まった。中禅寺湖から97メートル下の滝つぼに一気に流れ落ちる水の姿が、投光器で白く照らされた。24日まで毎日、日没ごろから午後7時まで実施される。

 東京都八王子市から夫婦で訪れた乙出拓也さん(55)は「奥日光には毎年来ているが、ライトアップを見たのは初めて。暗闇の中で落ちる水が浮かび上がって幻想的ですね」と見入っていた。

 地元の観光事業者らでつくる「奥日光観光事業振興会」の主催。今年で7回目となる。事務局の室根靖史さんは「インバウンド(訪日客)も増えている。多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。

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