能登の古民家再生し公開

集会施設に再生された古民家のお披露目会に集まった住民ら=15日午後、石川県能登町

 能登半島地震の被災地で支援活動を続けている特定非営利活動法人「日本リザルツ」(東京)が、被災した石川県能登町の古民家を集会施設に再生し、地域住民らに15日公開した。講演会や映画鑑賞会、食事会などを開き、交流や憩いの場として活用する。

 古民家は所有者が町外在住だったことなどから、地震後は解体も検討されていた。築100年以上の木造で、約60畳の大広間があり、最大約100人を収容できる。ボランティアらの宿泊所として昨年9月に同法人が再生した施設が隣接し、担当者は「被災地では集会所や公民館の再建が進んでいない。住民やボランティアの交流の場になってほしい」と話した。

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