米航空便「ごくわずかになる」

 【ワシントン共同】ダフィー米運輸長官は9日放送のFOXニュースのインタビューで、米政府機関の一部閉鎖が続いた場合、航空便の運航への影響が拡大するとの見通しを重ねて示した。搭乗客の増加が見込まれる感謝祭の祝祭期間を今月下旬に控え、利用できる航空便は「ごくわずかになる」と述べた。

 政府機関の閉鎖は10月1日から続き、航空管制官への給与支払いが停止。人員不足が深刻化し、安全上の懸念から各地で運航の遅延や欠航が増加している。

 ダフィー氏は「大きな混乱が起きるだろう。航空管制官に給与が支払われるまで事態は悪化し続ける」と強調。

 運輸省は7日から全米40の主要空港で減便を開始。当初は4%で14日までに10%減らす予定。

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