倒れた生徒を竹刀で暴行か、茨城

茨城県警本部=水戸市

 茨城県桜川市立義務教育学校で2023年10月、剣道部の指導中に男子生徒を暴行して重傷を負わせたとして、当時顧問だった教諭が逮捕された傷害事件で、教諭が突き飛ばし、倒れた生徒の背中や喉を竹刀でたたくなどしていたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。県警は当時の状況を詳しく調べる。

 事件当時、生徒と教諭で一対一の「かかり稽古」中だった。捜査関係者によると、教諭はこの生徒にのみ数十分間、竹刀で突き飛ばしたり、たたいたりして「立てよ」などと怒鳴った。この他、竹刀で体を壁に押し付けたり、生徒の首を押さえたりしていたという。

最新記事
参院代表質問の詳報(9)
震度=気象庁発表(6日20時19分) :地震
クマの餌ブナの実、東北5県で「大凶作」
ジャズピアニスト山下洋輔さん活動一時休止
為替相場 6日(日本時間20時)