米上院、国防総省次官に苦言

エルブリッジ・コルビー氏(本人提供)

 【ワシントン共同】米上院軍事委員会の公聴会で4日、国防総省から議会に対する情報共有が不十分だとして、与野党の議員から不満が続出した。ウィッカー委員長(共和党)は、国防総省ナンバー3のコルビー政策担当次官のチームから「情報を受け取るのに苦労している。有意義な協議ができない」と苦言を呈し、状況の改善を求めた。

 ウィッカー氏は、委員会がヘグセス国防長官やファインバーグ副長官と「比較的良好な関係」を保っているとしつつ、一つだけ例外があるとしてコルビー氏のチームを挙げた。サリバン議員(共和党)はコルビー氏について「トランプ政権で最も連絡が取れない人物だ」と批判的に指摘した。

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