高浜2号機の60年運転を認可

関西電力高浜原発2号機(左)と1号機=2023年7月、福井県高浜町

 関西電力は4日、今月運転開始50年となる高浜原発2号機(福井県高浜町)が、50年を超えて60年まで運転を継続する場合に必要な「長期施設管理計画」について、原子力規制委員会から認可を受けたと発表した。6月開始の新制度下で60年までの運転が認められたのは、同1号機に続き国内2例目。

 関電によると、計画の期間は運転開始50年となる14日から10年間。構造物の交換などの保全策を実施すれば、健全性は保たれるとしている。

 新制度で60年超えの運転も可能となった。30年を超えて運転する場合は10年ごとに保安規定の認可が必要となる。

最新記事
為替相場 5日(日本時間5時)
為替相場 5日(日本時間2時)
カンボジアで13邦人拘束か
カンボジアで邦人13人拘束か
NY株、続落