【バンコク共同】ミャンマー軍事政権が12月から総選挙を行うのに先立ち、バンコク在住でミャンマーの人道支援に携わる井本勝幸さん(60)=福岡市出身=らが国内外のミャンマー人の民意を調査する模擬選挙をオンラインで実施する。軍政による総選挙は「国民の意思を反映しておらず民主主義の原則に反する」として、調査結果を基に中止や違法性を国際社会に訴える狙いだ。
模擬選挙は11月16日から30日までで、12月上旬に東京都内で記者会見し結果を公表する方針。「軍政と民政のどちらを望むか」や「軍政下の総選挙の正統性は」などの質問に答える形で、600万人の「投票」を目指す。