空港作業車、外国免許でも

航空機をけん引するトーイングトラクター=10月、羽田空港

 空港で貨物の運搬や航空機のけん引に使う車両を運転する外国人労働者に対し、政府は10月から、一定の要件を満たせば外国免許でも運転を認める特例措置を始めた。外国免許を日本の免許に切り替える「外免切り替え」に時間を要する現状があり、労働力確保への影響を懸念する声が浮上。国土交通省の担当者は「一般車が通る公道とは異なる点も踏まえた。人手不足の解消につながれば」としている。

 航空需要が拡大する中、車両の運転や旅客対応といった空港の地上業務「グランドハンドリング」の担い手確保は航空各社の大きな課題となっている。国交省によると、即戦力人材を受け入れる在留資格「特定技能」で従事する外国人が急増した。

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